不動産の購入にはたくさんの費用がかかるため、ほとんどの方がローンの借り入れを検討するでしょう。
しかし住宅ローンは好きなように借り入れられるものではないため、ご自身の収入と照らし合わせながらシミュレーションしなければなりません。
そこで今回は、不動産の購入時の予算設定について、年収と月収、返済比率を基にした考え方について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
倉敷市の賃貸物件一覧へ進む
年収から考える不動産の購入予算とは
不動産の購入に際して、予算の立て方はいろいろな方法があります。
年収倍率は、借入額が年収の何倍にあたるかを示す指標で、一般的には7倍以内が適正とされている重要な判断基準です。
バブル期であれば5倍以内が妥当と言われていました。
しかしながら、物価高や金利の変動などさまざまな要因で、家を買うにはしっかりお金をつぎこまなくてはならなくなっています。
年収500万円の方なら、借入額は~3,500万円以内に収めるのが理想的と言えるのです。
ちなみにこの考え方は、頭金の有無や用意できる額でも変わってきます。
たとえば貯金が1,000万円ある場合、同じ3,500万円の家を買うとしてもローンは2,500万円で済むため負担は少なくなるでしょう。
購入時の予算に大きく影響する点なので留意してください。
▼この記事も読まれています
不動産購入時にかかる費用の種類は?税金やローン保証料も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
倉敷市の賃貸物件一覧へ進む
不動産購入の予算を決めるための計算方法
借入額をいくらにするかを考える方法として年収倍率を使う考え方もありますが、月収から家の購入予算を計算する方法も有効です。
一般的には家を買う際のローンの返済額は月収の30%以内に抑えるのが良いとされ、返済計画の基準となることが多いです。
たとえば、月収45万円の方の場合、月々のローン返済額は13万5,000円以内に抑えるのが理想的と考えられています。
この13万5,000円という金額の中には、ローン返済だけでなく家を維持するための費用も含めて考える必要があります。
マンションの場合は共益費や修繕積立費などが発生するため、これらを計画に含めて考慮することが大切です。
さらに、駐車場代や駐輪場代など別途発生する費用がある場合は、それらも13万5,000円の枠内に組み込む必要があります。
▼この記事も読まれています
不動産購入時の重要事項説明とは?確認すべきポイントも解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
倉敷市の賃貸物件一覧へ進む
返済比率から考える不動産の購入予算とは
家の購入予算を割り出す方法として、返済負担比率を活用する考え方が挙げられます。これは、月収に基づいて借入額を計算し、返済計画を立てる指針となるものです。
住宅金融支援機構によると、世間一般のローン返済負担比率は世帯月収の21.8%が目安とされており、これを基に計画を進めることができます。
例えば、月収が50万円であれば、月々のローン返済額の上限は10万9,000円となり、この金額内で購入可能な物件を検討できるでしょう。
この場合、35年ローンを組んだと仮定すると、借入可能額はおおよそ4,578万円という目安が算出されます。
ただし、ボーナス払いの有無や金利の変動状況によって返済計画が多少変動するため、細かな計算が必要となる場合もあります。
これらを踏まえ、返済負担比率を用いることで、無理のない借入額を把握し、安心して購入計画を進めることが可能です。
▼この記事も読まれています
不動産の購入時に利用できる住宅ローンの種類は?金利タイプの特徴も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
倉敷市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
年収倍率は借入額が年収の何倍かを示す指標であり、7倍以内が適正とされ、貯金の額によっても負担が軽減される点が重要です。
月収からの計算方法では、30%以内の返済額を基準とし、維持費や管理費を含めた計画を立てることが求められます。
返済負担比率は月収の21.8%を目安に借入額を決める指針となり、安心した返済計画を進める上で有用な方法です。
岡山県倉敷市で賃貸物件をご検討中の方はハート不動産にお任せください。
住居用賃貸物件だけではなく、事業用賃貸物件も多数取り扱っております。
心をこめてトータルサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
倉敷市の賃貸物件一覧へ進む